このページではとびひになりやすい時期について説明していきます。
とびひは大きく2つの症状に分けられ、水ぶくれができそこに膿が溜まり広がっていく「水疱性膿痂疹」(すいほうせい・のうかしん)と、カサブタができそのカサブタが広がっていく「痂皮性膿痂疹」(かひせい・のうかしん)とがあります。
水疱性膿痂疹は気温も高く湿度も高くなる夏場の時期にかけて多くなる傾向にあります。これは高温多湿に加え虫さされや、あせもなどが原因となり引っ掻いたところから細菌が入ってしまい、とびひになってしまうからです。しかし夏の時期だけでなく今では冬場の時期でもとびひになりやすくなっています。それは暖房などの影響によりあせもや湿疹などができ、そこからとびひになってしまうことが多くなっているためです。
とびひでも水疱性膿痂疹にはなりやすい年齢があり、年齢は0~6歳くらいの乳幼児に発症しやすいと言われています。乳幼児期の子供は痒みがでたら止めどなく掻いてしまうため悪化しやすいので注意が必要です。
痂皮性膿痂疹はかかりやすい時期や年齢などはとくになく、アトピー性皮膚炎を持つ方になりやすい傾向にあります。
sponsored link