とびひについて気になることがいくつかあるかと思います。とびひは子供から大人にも移るのでしょうか?という疑問についてです。
もちろん移る可能性はあります。とびひは大きく2つの症状に分けられ、水ぶくれができそこに膿が溜まり広がっていく水疱性膿痂疹と、カサブタができそのカサブタが広がっていく痂皮性膿痂疹とがあります。
水疱性膿痂疹は乳幼児に多く見られ大人ではあまり見られない症状ですが、大人でも抵抗力が弱っていたり、ストレスや疲労が溜まっていたりするときに、子供がとびひになり、大人が患部を素手などでさわるなどすると細菌が移り感染してしまうことがあります。皮膚が健康な状態でしたら感染することはそうはありませんが、直接傷口に触れたりなどはしないようにしましょう。
痂皮性膿痂疹は年齢に関係なく発症するため大人にも多く見られます。アトピー性皮膚炎を持つ方になりやすい傾向があります。
お子様がとびひになり薬を塗る際には綿棒などを使用し、爪も短くしておくようにしましょう。大人に移ってしまうと、子供の手当をするときにも注意しなくてはならなくなるので、二次感染しないようにしましょう。子供を守るためにまずは大人がしっかりしないといけません。
sponsored link