とびひとはどんな病気なのでしょう。名前は聞いたことあるし、どんな症状があるか知ってるという方も多いと思います。まずはきちんと、とびひとはどんな病気なのか理解しておきましょう。
とびひとは正式には伝染性膿痂疹(でんせんせい・のうかしん)と言います。
伝染性膿痂疹といきなり言われても難しい言葉に聞こえますが、簡単に言うと水ぶくれやかさぶたを掻きむしるなどして水ぶくれが破れて中の細菌がとびひしてしまい広がっていく皮膚の感染症です。ひどくなると全身にとびひしてしまうこともあります。どんどん伝染してしまう皮膚の病気です。
とびひは2種類に分けられ、水ぶくれやかゆみが主な症状の「水疱性膿痂疹」(すいほうせい・のうかしん)と、厚いかさぶたができる「痂皮性膿痂疹」(かひせい・のうかしん)があります。水疱性膿痂疹は乳幼児に多く見られ、夏場の高温多湿の時期多くなりやすいのですが、冬場の暖房を使う時期などでも多く見られるようになってきました。痂皮性膿痂疹は年齢や季節など特に関係なく現れます。
とびひの症状が現れた場合、早期発見、早期治療が大事になってきます。これは周りへと感染したり、悪化していくため早期発見出来ることが重要になってきます。軽度のとびひでしたらきちんとスキンケアし、肌や指先を清潔に保つだけでも治ることもありますので、とびひの知識を身につけ治療、予防につなげていきましょう。
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