お子様がとびひになってしまったり、あるいは自分がとびひになってしまった場合どのような治療法があるのでしょうか。ここではとびひの治療法について説明していきます。
とびひの治療にはまず早期発見が大事になってきます。時間が経つと患部の痒みに耐えられず掻きむしってしまい、菌がまた別の所に移り、とびひが拡大してしまうからです。あるいは身内や友人などにも移してしまうかもしれません。感染力の高い病気のため早めにとびひと診断してもらうのが良いのですが、とびひに似た症状の病気もありますので自己判断は難しいかもしれないのでまずは皮膚科に行き診断してもらいましょう。
とびひに対して行う治療は、痒みを抑えるために抗ヒスタミン薬などを用いたり、抗菌薬を服用するのが一般的です。患部に軟膏を塗り痒みを抑え、抗生物質を飲み菌の力を弱めます。これで少し症状が良くなったからと薬を途中で止めてしまう方が多いようですが、処方された薬は完治するまで使用することが大事です。
薬を用いての治療も大事ですが、お風呂は大丈夫?のページでも書いてるように皮膚を清潔に保つことが1番大事です。家ではシャワーで汗を洗い流し、石けんを泡立て患部を優しく洗い、患部を清潔に保ちましょう。これだけでも症状が軽ければ治ることもあります。
とびひになったら爪を清潔に保つことが大事です。爪を短くし、ヤスリなどで綺麗しましょう。特に乳幼児ですと痒みに耐えきれず患部を掻きむしってしまい、爪に付着した菌が周りへと広がってしまいとびひが悪化してしまいますので、少しでも軽減されるよう爪は綺麗に整え、できることなら指先はアルコール消毒をするなどして清潔に保つようにしましょう。これは家族の方も同様に行うことをお勧めします。
お子様がとびひになっている場合、触れる場所や布団、シーツなども清潔にするようにしましょう。夏場ですととびひが治りかけでも蚊などの虫さされでまた痒くなり、患部を掻いてしまうこともありますので、虫除けなどをすることも大事です。
上記にも書いていますがとびひは早期発見、早期治療が大事です。とびひの症状が出ているのでしたらすぐにでも皮膚科、あるいは小児科に行き診断してもらうようにしましょう。
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